物件の選定

ハワイ不動産で絶対後悔しない物件探しのポイント  

ハワイ州は太平洋に浮かぶ火山の噴火によって形成された島々から成り立っています。オアフ島はその特徴的な地形の約半分が山岳地帯であり、限られた平地の約30%が米軍基地に利用されています。海沿いの限られた土地に建てられたコンドミニアムには、「アメリカ本土」「カナダ」「アジア」「オーストラリア」からセカンドハウスや別荘としての需要が高まり、流動性の高い理想的な不動産投資対象となっています。この記事では、オアフ島の特徴をご紹介し、人気エリアに絞った物件選定の方法と選ぶときのポイントについて解説いたします。物件選定のお役に立てれば何よりです。

カカアココンドミニアム
カカアコのラグジュアリーコンドミニアム
目次

希少性が高い ハワイの物件

オアフ島を航空写真で見ると、島の半分以上が山岳地帯であることが分かります。島民が住める平地は島の南側に集中しており、別荘や不動産投資目的で取引されている物件は、ホノルル市内の南部に限られます。この限られたエリア内に、世界中の投資家が投資を行う希少性と流動性の高い投資物件が生まれています。

Oahu map

物件数No1の人気エリアはここ!

オアフ島全体を把握したところで、次に「住んで良し」「貸して良し」の3つのエリア、ワイキキ、アラモアナ、カカアコを詳しく見ていきましょう。これらのエリアはショッピングモールやレストランなどが充実しており、生活の利便性が高いだけでなく、投資物件としても非常に魅力的です。。

世界一のリゾート「ワイキキ」

ハワイ不動産投資の代表的エリアで物件数も豊富なのがワイキキです。メインストリートのカラカウア通りとクヒオ通りの間はリゾートエリアと呼ばれ、コンドミニアムでもホテルのように一日単位でレンタルして家賃収入を得られます。2000年に入ってからはブランド・ホテルの1部屋を分譲するホテルコンドミニアム(ホテルコンド・コンドテル)も人気を集めており、トランプ・タワー・ワイキキやリッツカールトン・レジデンス・ワイキキが話題になりました。

レジデンスエリアの物件でも、例外的に一日単位で「バケーションレンタル」できる希少価値の高い物件もあります。
クヒオ通りから山側はレジデンスエリアで、長期賃貸向きのコンドミニアムを見つけることができます。

商業の中心地「アラモアナ」

アラモアナエリアのコンドミニアムの魅力は、その利便性と生活環境の充実度にあります。まず、アラモアナショッピングセンターが近くにあり、数百の店舗やレストランが集まっているため、買い物や食事、エンターテインメントの選択肢が豊富です。また、アラモアナビーチパークへのアクセスも良好で、美しいビーチや公園でのんびりと過ごすことができます。さらに、公共交通機関や主要道路へのアクセスが良く、車を使わずに移動できる便利な環境が整っています。

モノレールの終着駅予定地周辺では2020年以降に完成した大型コンドミニアムが集中していて築浅コンドミニアムを選ぶことができます。

アズール アラモアナ2021年引き渡し済
セントラル アラモアナ2021年引き渡し済
スカイ アラモアナ2024年引き渡し済
ルネッサンス アラモアナ (ホテルコンド)2024年引き渡し済
ザ・パーク オン ケアモク2025年建設中 販売中
2020年以降の新築コンドミニアム

街全体が再開発「カカアコ」

カカアコの高級コンドミニアムは、モダンでスタイリッシュな生活空間を提供します。広々としたリビングスペースや最新の設備が整っており、住み心地が非常に良いです。また、多くのコンドミニアムには、プール、フィットネスセンター、スパ、バーベキューエリアなどの豪華なアメニティが備わっており、リゾートライクな生活を楽しむことができます。

再開発エリアの「ワードビレッジ」には、ショッピング、ダイニング、エンターテインメントの全てが徒歩圏内に揃っており、住民にとって非常に便利な環境が整っています。人気の「ホールフーズ」もワードビレッジ内にあり、日常の買い物にも便利です。さらに、緑豊かなヴィクトリアパークからは徒歩でアラモアナビーチパークへつながる歩道橋も2025年に完成予定です。都会の中で自然を感じながら生活できるワードビレッジは、住みやすさと利便性を兼ね備えた次世代の都市型コミュニティとして注目されています。

さらに、ワードビレッジとアラモアナセンターとの間にある区画は「スーパーブロック」と呼ばれる特別区画で、1990年代から2000年代までに開発された高級コンドミニアムが6棟並んでいます。立地の良さと完成された区画での安心感から、リセールの取引も活発で流動性の高い物件です。

戸建てなら「カハラ」

ダイヤモンドヘッドの東側にあるカハラは、ハワイを代表する高級住宅街として知られています。このエリアは、広々とした敷地に美しい庭園やプライベートプールを備えた豪華な戸建てが立ち並んでおり、住環境の良さが際立っています。静かで落ち着いた雰囲気の中にありながら、ホノルルの中心地やワイキキからも近く、利便性も高いのが特徴です。

カハラはその美しいビーチとともに、カハラホテル&リゾートのような高級施設もあり、エリア全体が洗練された雰囲気を醸し出しています。また、カハラモールには高級ブランドやグルメレストランが揃っており、日常生活の中で贅沢な時間を過ごすことができます。カハラの戸建ては、その希少性と高い資産価値から、ハワイでも特に人気のある不動産投資先となっています。

バランスが大事な3つのポイント

希少性の高い、人気のエリアをしぼれたら、売出し中の物件にフォーカスして見ていきます

アメリカ不動産の業界用語でも “Location! Location! Location!”と 立地最優先 と言われます。ハワイ不動産 の場合、 立地と眺望が連動 していて時には 不便な場所でも 素晴らしい眺望の物件 は 価値が高い ケースも珍しくないので、私の中では 立地と眺望はイコール の関係としています 

この3つはトレードオフ
1.いちばん大切な「立地」「眺望」
2.維持費にも影響する「築年数」
3.コントロール可能な「予算」

海に近く、立地の良いとされるエリアから開発されてきたため、好立地の物件は築年数が古い場合がほとんどです。1970年代に開発されたワイキキには 築50年を迎えて 大規模修繕が必要 となる物件が これから 増えてきます。物件探しをしている時 には 立地と眺望 で 選んだ後 に 築年数と予算 が希望と合わない と ご相談を受けることが多いです。

好立地で築10年未満のオーシャンビュー物件は高価格
築10年未満でもマウンテンビューは割安
築50年以上のマウンテンビューは低価格
築50年以上でもオーシャンビューは高価格

「立地・眺望」「築年数」「予算」が 全て合格点 になれば 一番良いですが、もし そのような物件 が あれば 何か表面に見えていない 大きなマイナスポイント が 隠れている 可能性がある ので 注意が必要です

あなたは何重視? スタイル別の物件選定

譲れない条件に狙いを絞って物件を選定してください。なかなか希望に叶う物件に巡り会えない場合には、スタイルを変更して再検討されてはいかがでしょうか?

スタイル1:築年数 と 眺望 を重視 

「築10年以内でオーシャンビューの物件」のように 予算をマーケットに合わせられるお客様にオススメのスタイルです。物件のイメージで絞っても選択肢を多く保てますので結果的に満足度高いスタイルです

スタイル2: 予算 と 築年数 を重視

「予算80万ドルまで + 築20年以下の物件」というように 築古物件を嫌う方 にオススメ のスタイルです。山側でも お部屋が広かったり、アメニティーが 充実していたり、海からは離れているが オーシャンビューであったり、掘り出し物件が見つかるスタイルです

スタイル3:予算 と 眺望 を重視

「予算80万ドルまで + 海 または ダイヤモンドヘッド が見える物件」というように 始めてハワイ不動産 をご検討される方に オススメのスタイルです。想像以上に 物件数が少ない、古い物件が多い ことに驚かれるはずです。 しかしここで断念してしまうのは 勿体ないですので 他のスタイルに 切り替えると 見え方も変わってきます

まとめ :絶対後悔しない物件の選び方

ハワイ不動産は安定したドル資産であり、価値の下がりにくい物件を購入していただきたいと考えています。おすすめのポイントは、築年数が経過しているにも関わらず、立地の良さがそのマイナスを大きく上回り、今なお高値で取引されている希少価値の高い物件です。古い物件が高値で取引される理由には、満足度の高さと魅力的なハワイライフを提供できることがあります。こうした物件で、充実したハワイライフをお楽しみください。

「立地と眺望」を優先することで資産価値が安定した物件に絞り込むことができる。
狙うべきは古いが値下がりしていない希少物件
同じ10%の値上がりなら高額物件のほうが手残りが大きくなる

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