非認知能力を育てる!STEAM教育とハワイ教育移住で人気の13校

ハワイスクールのアイキャッチ

ハワイに別荘を持つ目的の一つとして、お子様やお孫様をハワイの学校に通わせ、語学や文化交流をさせることがあります。日本国内でも英語教育が義務化されるなど、グローバルに活躍できるスキルが求められる中、日本から最も近いアメリカ合衆国であるハワイは、10代のうちからグローバルな世界観を身につける絶好の場として人気があります。

さらに、語学力自体の価値はテクノロジーの進展により下がりつつあります。それに伴い、留学の目的も「英語に慣れさせること」から「英語をツールとして活用し、厳しいグローバル社会で生き抜く感覚を身につけること」へとシフトしています。英語圏での留学経験は、このような感覚を養うために非常に有益です。

この記事の目的
ハワイへの教育移住に興味を持たれている方に、住まいや生活面での不安を解消していただけます。
サマースクールや留学受け入れ先学校情報など、日本からはなかなか届かないスクール情報も合わせてお届けしています。

目次

非認知能力を育てるアメリカ教育

2018年に出版されたボーク重子さんによる『非認知能力の育て方』では、現代の教育改革で求められる「5つの知識」が紹介されています。これらは、問題解決能力を高めるために必要なスキルとして以下のように分類されています。

  1. 論理的に問題を認識し、リスクを正しく評価する力
  2. 仲間と協働する力やコミュニケーション力
  3. 知識や情報を使いこなす力
  4. リスクを読み対処する力
  5. 実行する力

これらの力を育むことが、ハワイでの教育移住の意義であります。ハワイの教育環境は、これらのスキルを自然に身につけるのに適しており、子供たちが将来のグローバル社会で活躍できる人材に成長するための基盤を提供します。

日本でも話題のSTEAM教育がハワイのトレンド

STEAM教育とは、以下の5つの分野の頭文字を取ったもので、「スティーム」教育と呼ばれます。

  • Science(サイエンス):科学
  • Technology(テクノロジー):技術
  • Engineering(エンジニアリング):工学
  • Art(アート):芸術
  • Mathematics(マスマティック):数学

STEAM教育は、科学技術の発展に貢献できる人材を育てることを目的としたSTEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に、Art(芸術分野)が加わったものです。さらに、Sports(体育分野)も含めたSTEAMS教育「スティームス」という概念もあります。

STEAM教育が世界に浸透するきっかけを作ったのは、ハワイ出身のバラク・オバマ元大統領です。オバマ元大統領は、2000年代からアメリカの重要な教育対策としてSTEM教育を推奨してきました。彼は科学を本来あるべき地位に取り戻すために、2015年から10年かけてSTEM分野の卒業生を100万人増加させ、STEM専門教員を10万人増加させることを目標に掲げ、現在もその取り組みが続いています。

STEAM教育は、科学技術と芸術を融合させることで、創造力と批判的思考を養い、幅広い分野での応用力を持つ人材を育成することを目指しています。

ハワイ教育移住を楽しむ生徒たち

非認知能力とSTEAM教育とモンテッソーリ教育

STEAM教育は、モンテッソーリ教育とも多くの共通点があります。モンテッソーリ教育はハワイでも知名度が高く、「マキキ」にはモンテッソーリ教育を提供する専門の小学校もあります。非認知能力、STEAM教育、モンテッソーリ教育を通じて、お子様には以下のような能力が備わります。

非認知能力

  • 論理的に問題が何であるかリスクがどんなものかを正しく認識する力
  • 仲間と協働する力やコミュニケーション力
  • 知識や情報を使いこなす力
  • リスクを読み対処する力
  • 実行する力

STEAM教育

  • 科学:観察、実験をもとに規則性を見つけ出す力
  • 技術:最も適した仕組みや条件を見つけ出す力
  • 工学:仕組みをデザインして、社会に役立つものを作り出す力
  • 数学:数量を論理的に使いこなしたり表したりする力

モンテッソーリ教育

  • 自分自身を育て続ける自己教育力
  • 楽しみながら物事に取り組む自主性や積極性
  • 自然と考える行動力、決断力
  • 縦割りクラスで異年齢の子供との交流
  • 他人の個性を認める社会性
  • 物事を途中で投げ出さない忍耐力と責任感

ハワイの子どもたちは、世界で活躍するためにこれらの多様な能力を身につけています。さらに、豊かな自然の中でのびのびと育ち、アロハスピリッツを理解しながら、思いやりのある若者へと成長していきます。

ハワイの教育移住を楽しむ子どもたち

サマースクールは語学習得から体験学習まで幅広い

教育移住を期間限定で体験するならサマースクールがオススメ

ハワイでの教育移住を短期間で体験するなら、サマースクールがオススメです。プライベートの語学学校では、日本の夏休み期間に合わせてプログラムが組まれており、立地もワイキキやアラモアナなどの便利な場所にあるため通学にも便利です。

IIEハワイ語学英語学校のサマースクール

IIEハワイ語学英語学校のサマースクールは、7月の第1週目から8月末までの日程で行われます。日本の公立校に通うお子様は少し早めに夏休みをスタートさせる必要があります。申し込みは前年の12月頃から受付を開始し、定員に達し次第締め切られます。7週間のプログラムで受講料金は約$5,000です。

IIEのサマースクールは「ゲーム」「歌」「クラフト」などを取り入れて、英語を好きになるためのプログラムが用意されています。対象は小学校1年生から高校2年生までで、親御さん向けの英会話クラスも同時に受講可能です。

英語語学学校を選ぶ際のポイント

英語語学学校を選ぶ際には、以下のポイントを確認することが重要です:

  1. クラスの募集人数
  2. 生徒の国籍別の割合
  3. 子どもがストレスを感じず楽しめる雰囲気とプログラム

私自身の留学経験からも、楽しく学べる環境が大切だと感じます。下地がない段階で他に日本人がいない学校で追い詰めても、楽しくなければ言葉は身につきません。楽しくて翌年も継続して行きたくなる学校が一番です。

ハワイローカルの私立現地校

ハワイのローカル子どもたちが通う私立の現地校に通うことも可能です。ただし、期間はハワイの夏休み期間である6月中旬から7月第3週目までとなるため、日本国内でインターナショナルスクールに通っているお子様が対象となります。どうしても現地校で地元の子どもたちに混じって参加したい場合には、追加ウィーク(Auxiliary Week)を利用することができます。この期間は7月の最終週と8月の第1週目にあたる2週間です。

現地校に通う場合、予防接種や健康診断書など必要書類が複雑ですので、留学コンサルタントをご紹介いたします。これにより、手続きがスムーズに進みます。

ハワイの別荘が決まりましたら、サマースクールや現地校の体験を通じて、お子様がグローバルな視野を広げ、楽しい夏休みを過ごせるようサポートいたします。

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スポーツやアートが中心で遊びながら英語を学べるタイプ別13校

充実したコースがそろう有名私立高

プナホウ・スクール

オバマ元大統領が通ったことで知られる、マノアに広大な敷地を有するハワイの名門校です。サマースクールはキンダーガーテンから高校生まで幅広い対象となっており、新設されたハワイの伝統「カパ」を学ぶコースの他、美術や音楽、スポーツなど、150以上のコースから選んで参加できます。

イオラニ・スクール

1863年に設立され、大学進学を目指す歴史のある有名私立校です。アートから陸上、コンピューターまで幅広い分野の100以上のコースがあり、座学の他、遠足体験学習などを通してリーダーシップや知識を養うことを重視しています。大学入試を視野に入れたコースも充実しています。

  • 住所: 563 Kamoku St, Honolulu
  • 電話番号: 808-943-2242
  • メール: LSsummer@iolani.org
  • ウェブサイト: www.iolani.org/summer-school

ミッド・パシフィック・インスティチュート

ハワイ大学の近くにある私立校で、STEAM教育ならミッドパシフィックと言われるほど毎年人気を集めています。サマープログラムは先着順で、テクノロジーとアートの分野での評価が高く、数学、アート、ダンス、演劇、映画製作、スポーツ、キャンプなど多岐にわたるコースが設定されています。料理など生活に即したコースもあります。

  • 住所: 2445 Kaala St, Honolulu
  • 電話番号: 808-973-5032
  • メール: summerschool@midpac.edu
  • ウェブサイト: www.midpac.edu/summerschool

これらの名門校のサマースクールに参加することで、お子様は多様な学びと体験を通じて成長することができます。各校の特色あるプログラムを活用し、充実した夏休みを過ごしていただけます。

サマースクールで英語を鍛える

TLC for Kids

TLC for Kidsでは、短期間で英語力を養う集中英語レッスンを実施しています。完全プライベートでリーディングやライティングを徹底的に指導し、新学年前に英語力を高め、自信を付けることを目指します。日本からの参加も可能で、対象は5歳から小学生までとなっています。

  • 住所: 1314 S. King St #1460, Honolulu
  • 電話番号: 808-593-1312
  • メール: info@tlcforkidsusa.com
  • ウェブサイト: www.tlcforkidsusa.com

スポーツ専門のサマースクール

レアヒ・スイム・スクール

レアヒ・スイム・スクールでは、顔を水につけることや潜ることが苦手な子供も楽しく泳ぎを学べるクラスを提供しています。少人数制で、年齢やレベルに合わせたクラスがあるため、自分にあったクラスを相談して選ぶことができます。

セラピューティック・ホースマンシップ・オブ・ハワイ

ワイマナロにある牧場で馬と触れ合うサマー・ホース・キャンプです。乗り方や馬との接し方など基礎から教えてもらえるので、初心者も楽しめます。乗馬だけでなく、手入れも行うのでたっぷり馬と過ごすことができます。

  • 住所: 41-1032 Kalanianaole Hwy. Waimanalo
  • 電話番号: 808-342-9036
  • メール: dana@thhwaimanalo.org
  • ウェブサイト: www.thhwaimanalo.org

プレイ・アンド・ラーン

公立公園で開催されるテニスクラスです。各島で受講できます。週に1回、毎回1時間のクラスを6週間しっかり受講すれば、初心者もみるみる上達します。料金も39ドルからで、受講するクラスにより異なります。

  • 住所: 1888 Kalakaua Ave #C309, Honolulu
  • 電話番号: 808-585-9530
  • メール: playandlearntennis@hawaii.usta.com
  • ウェブサイト: www.ustahawaii.com/classes/dates

ハワイ・ステート・バレエ

ハワイ・ステート・バレエでは、クリエイティブムーブメントから大人向けのアドバンスクラスまで豊富なクラスを提供しています。初心者から経験者まで、高い技術を学ぶことができます。

  • 住所: 1500 Kapiolani Blvd., Honolulu
  • 電話番号: 808-947-2755
  • メール: contact@hawaiistateballet.com
  • ウェブサイト: www.hawaiistateballet.com

アート系や社会派クラス

ハワイ・チルドレンズ・ディスカバリー・センター

ハワイの多文化社会を学び、世界へ視野を広げることをコンセプトにした施設です。参加費はメンバーと非メンバーで異なります。

  • 住所: 111 Ohe St., Honolulu
  • 電話番号: 808-524-5437
  • メール: info@discoverycenterhawaii.org
  • ウェブサイト: www.discoverycenterhawaii.org

モンテッソーリ・コミュニティー・スクール

写真編集やストップモーションアニメなど、クリエイティブなクラスが実施されています。学外への見学も予定されているため、それぞれに合ったプログラムを見つけることができます。

ホノルル・ウォルドフ・スクール

シュタイナーの教育思想に基づいた教育で知られるスクールです。工芸、読書、鍛冶、サーカス、料理、砂遊び、絵画、染色など、独創的なコースが豊富に用意されています。

これらの施設やプログラムを通じて、お子様は多様な文化やスキルを学ぶことができます。それぞれのプログラムの詳細を確認し、お子様に最適な体験を提供できるようサポートいたします。

地域密着型のスクール

YMCAサマープログラム

YMCAサマープログラムでは、サーフィンや乗馬などのアクティビティーやキャンプなど、子供がのびのびと楽しめるプログラムが充実しています。水泳など、子供から大人まで参加できるプログラムも毎年開催されており、親子で一緒に楽しむことができます。

モイリイリ・コミュニティー・センター

モイリイリ・コミュニティー・センターでは、「遊びながら学ぶ」をテーマに、美術や工作、アウトドアゲーム、簡単な料理教室などのアクティビティーが充実しています。

  • 住所: 2535 S. King St., Honolulu
  • 電話番号: 808-955-1555
  • メール: office@moiliilicc.org
  • ウェブサイト: www.moiliilicc.org

これらのプログラムを通じて、お子様は様々な体験を通じて成長することができます。各施設の特色あるプログラムを活用し、充実した夏休みを過ごしていただけますようサポートいたします。

ハワイ留学とUSビザ

F-1学生ビザ

アメリカでの留学には、F-1学生ビザを取得することで90日以上の滞在が可能となります。ハワイでの親子留学を考える際には、親がF-1学生ビザを取得し、お子様がF-2ビザを取得するというスキームが必要です。親が学業義務を果たしつつ、お子様の学校生活をサポートすることで、親子共に充実した留学生活を送ることができます。

F-1学生ビザは学業を目的として取得するため、ビザを取得した親は申請に利用した学校で週に最低18時間の授業を受ける必要があります。F-1学生ビザを申請するためには、まずF-1ビザ発給が可能な学校からの入学許可書が必要です。したがって、先に学校を決めてからF-1学生ビザの取得手続きを進める必要があります。

このスキームにより、親子留学を実現するための具体的なステップが明確になり、計画的に準備を進めることができます。

E-1 投資家ビザ

ハワイへの投資を通じてE-2投資家ビザを取得するスキームがあります。E-2投資家ビザを取得するためには一定条件を満たす投資を行う必要があります。 既存のビジネスをM&A(合併・買収)するか、資本の一部として資金を投資することです。申請には多くの条件があり、専門的な知識が必要であり、適切なビジネスを選定し、法的手続きを確実に行うためには専門のM&A弁護士やM&Aコーディネーターの協力が不可欠です。

横山雄大

ハワイ不動産を所有する目的として、親子留学は非常に人気があります。当社では、物件紹介と並行して親子留学の具体的なサポートも行っております。

両親も一緒に英語を習得できる語学学校 人気の4校

IIE Hawaii 語学学校

ワイキキの中心にあるバンクオブハワイビル内に位置する語学学校です。クラス内の生徒の国籍が50%以上にならないように配慮されており、カピオラニコミュニティ・カレッジやハワイ大学への進学を目指すことができます
IIEハワイ語学英語学校サマースクール

EFハワイ

中学生以上の大人向けの語学学校です。世界中に教室を持つEFハワイは、国際色豊かでヨーロッパや中東アジアからの生徒が目立ちます。世界中に交友関係を広げるチャンスも提供しています。

IIE と EFハワイ に通学が便利なコンドミニアム

フォーパドルコンドミニアム

  • 便利な設備: ワイキキのワンベッドルームには珍しく、洗濯機置き場と駐車場が付いており、長期滞在にも適しています。
  • セキュリティー: エントランスには常駐のセキュリティーがおり、安全性が高いです。
  • 高いオーナー居住率: 居住者の多くがオーナーであり、コミュニティーの質が保たれています。
  • 賃貸収入の機会: サマースクールの期間以外には、30日単位でレンタルして賃貸収入を得ることができます。

フォーパドルコンドミニアムは、便利な立地と充実した設備、安全な環境を兼ね備えており、親子留学や長期滞在に最適な物件です。

Global Village ハワイ

ハワイで唯一のTOIECのテストセンター。長期留学のためのF-1ビザも取得可能な指定校。7歳から17歳を対象に英検対策コースもあり。

■セントラルパシフィック大学

各クラス平均7名という少人数制でパーソナルケアーが特徴の大学。他大学とのパートナーシップを利用してアメリカ本土留学という次のステップも視野に入れることができる。

Global Village と セントラルパシフィック大学に便利なコンドミニアム

アラモアナエリアに位置し、便利な通学環境を提供するコンドミニアムとして「モアナ・パシフィック」をオススメします。

モアナ・パシフィックの特徴:

  • 高立地: 徒歩でアラモアナショッピングセンターやアラモアナビーチパークにアクセスできる便利な場所にあります。
  • 大型コンドミニアム: 約700世帯を擁する大型コンドミニアムです。
  • 充実した設備: 大型のプールやフィットネスジムが完備されています。
  • 多様な間取り: ワンベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームからお選びいただけます。
  • 管理費の抑制: 世帯数が多いため、各世帯の管理費が抑えられており、維持費が少ないのもオススメのポイントです。

モアナ・パシフィックは、立地の良さと充実した設備を兼ね備えた、アラモアナエリアでの生活に最適な物件です。親子留学や長期滞在に理想的な住まいとしてご検討ください。

横山雄大

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参考サイトリンク
ハワイ教育移住「イゲット千恵子」

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