リノベーションで快適度アップ！ハワイの別荘でリラックス生活

ハワイで理想の住まいを手に入れるためには、物件選びとリノベーションが鍵となります。内装はリノベーションで大きく改善できますので、物件の選定では立地と眺望を重視することが重要です。ハワイの美しい景観と快適な生活環境を最大限に活かすためには、ビーチや主要施設へのアクセスの良さ、そして海や山の眺望が大きなポイントとなります。

この記事では、リノベーションをおすすめする箇所、参考見積もり価格、実際のリノベーションの実施例をご紹介しています。

リノベーションの計画

物件の選定と合わせてリノベーションの計画を立てることが可能です。大まかなイメージと見積もりを計算して、物件購入費用の一部として予算を立てます。　

プランニングと材料の選定

実績写真を参考にしながら、セミーオーダーの内装工事をお楽しいただけます。部屋のレアウト、使用する材料、色使い、設備の配置など、詳細にプランニングを行います。キッチンキャビネットやタイルなどはサンプルからお選びいただけます。　ご希望の場合には設計士やインテリアコーディネーターをご紹介しています。

必要な許可の取得

ハワイでは、大規模な階層や構造変更が伴う場合には改装許可が必要となります。許可申請はオーナー様に代わって行いますのでご安心ください。　コンドミニアムでは管理組合役員会の承認が必要となります。

タイムラインの設定

お取引中に内装業者との仮契約と管理組合役員会への申請を済ませることにより、登記引渡日よりリノベーション工事が可能となります。　オーナー様がハワイへ訪れるまでにリノベーションを完了させます。

リノベーション箇所と費用

フローリング

メンテナンスが簡単なフローリングに張り替えるお客様が増えています。木材のフローリングは高級感があり人気がありますが、最近では防水加工されたラミネート材もおしゃれなデザインが増え、カラーバリエーションも豊富です。フローリングはホーム・デポや床材専門店で手触りを確かめながら選ぶことができます。

ウォールペイント

$300~500 壁の補修、材料費込み

床材がきれいになると、次に気になるのがお部屋の壁です。リノベーションの順番としては、「床材を剥がす」⇒「壁を塗り直す」⇒「床材を張り替える」が望ましく、床材を張り替えた後に壁を塗ると余計なコストが発生します。

湿度の高いハワイでは、壁紙よりペイントが一般的です。部分的な補修が難しい壁紙に対し、ペイントは傷や汚れをタッチアップで隠すことができる利点があります。

バスルーム (トイレ・バスタブ)

バスルームのリノベーションは物件の価値に大きく影響するため、特にお勧めです。バスタブ周りのタイルをモダンなデザインに交換したり、バスタブを取り外してシャワーブースに変更することができます。さらに、バスルーム全体のタイルと照明を交換し、トイレと洗面台も新しくするフルリノベーションも人気があります。

バスタブ交換・まわりのタイル壁交換 約6,000~$9,000
バスタブの種類やタイルのデザインにより異なる
シャワーカーテンからガラスドアへの交換 $900 ~ $1,200
シャワーブース $8,000 ~ 9,000
床タイル張替え $1,500~2,000
TOTOウォシュレット $1,200~1,500
洗面台とキャビネットのセット 約3,000
鏡やライトの交換 約500

キッチン・キャビネット

キッチンキャビネットはフルオーダーまたはセミオーダーを利用する必要があり、高額になります。レイアウトの設計を依頼し、「ドア」「シンク」「蛇口」「ライト」などをお好みで選ぶことができます。キッチンをリノベーションする際には、家電も合わせて交換するのがおすすめです。「冷蔵庫」「キッチンストーブ」「ディッシュウォッシャー」の3点セットで $5,000 ~ $7,000 が目安です。

壁面の食器棚が7つ、置くタイプの食器棚が3つ、アイランドカウンター、 ディッシュウォッシャー置き場が整ったキッチンキャビネットの合計費用は $20,000 ~ $25,000 が目安です。
冷蔵庫： $1,500 ~ $2,000
電子レンジ：$600 ~ $1,000
食洗機：$500 ~ $700
電子レンジ：$200~ $500

シーリングファン

ハワイの別荘には天井のシーリングファンがよく似合います。窓を開けることで、ハワイの心地よい風を室内でも存分に楽しむことができます。天井に電源がない場合でも、壁のコンセントから電源を分配することが可能です。

シーリングファンは意外にリーズナブルで $150 ~ $200 で種類も豊富です。
配線が必要な場合には追加で 約$200 必要です。

エアコン

エアコンは窓枠にはめこむ ウィンドウタイプ とベランダに室外機を置く スプリットタイプ があります。
コンドミニアムによってはスプリットタイプが不可の場合もありますので確認が必要です。

築年数の経過したコンドミニアムではエアコンの設置不可というところもあります。

ウィンドウタイプ $300 ~ $500
スプリットタイプ $1,200 ~ $1,700

＊材料費・工賃ともに値上がり傾向です。 詳しくはお見積りをご依頼ください

リノベーション不可の箇所（注意）

築年数が経過したコンドミニアムでは、建物の構造上修理が難しい箇所もあります。修理が可能な場合でも高額な費用がかかることが多いため、注意が必要です。

エントランスドアは交換不可

コンドミニアムの場合、お部屋のエントランスドアは公共エリアに含まれます。ドアノブの交換や修理は管理会社に相談し、業者を紹介してもらうのがおすすめです。コンドミニアムによっては、ハウスルールでドアノブの形状が統一されている場合や、保安のためにマスターキーが利用できるドアノブを採用している場合があります。

バルコニードアは交換できない場合がある。

日本と比べて、アメリカの窓枠サッシのクオリティーは低いことがあります。バルコニードアの開け締めが難しかったり、サビで穴が空いている箇所も見られます。築年数の経過した物件では、窓枠の歪みにより隙間ができる場合も珍しくありません。窓枠は交換できない場合があるため、特に注意が必要です。

バルコニーの柵は公共エリア

コンドミニアムでは、バルコニーの柵も公共エリアに含まれるため、個別の変更や装飾はできません。修理が必要な場合は、管理組合に修理を依頼する必要があります。

リノベ済物件 VS リノベ前物件

イリカイホテルは1965年に建てられた、ワイキキを代表するホテルコンドミニアムです。オーナー様は別荘として利用する以外の日程は、ホテルとしてレンタルすることが多いのが特徴です。また、リノベーションのデザインはオーナー様の好みに合わせて決定できるため、部屋ごとに仕様やデザインが異なります。

どちらの物件もプロのカメラマンが撮影しているため、写真では遜色ありませんが、実際に内覧すると細かい部分まで確認できます。お部屋のコンディションによって売買価格に約$100,000の差が生じています。残りの価格差は階数と眺望の違いによるものです。ただし、リノベーション済の物件は、リノベーションに$100,000以上かかっている可能性もあるため、必ずしもリノベーションが良い選択とは限りません。

リノベーション ビフォー・アフター

別荘として購入されたラグジュアリーコンドミニアムですが、10年経過したカーペットが気になるとのことで、全面フローリングへの交換をお手伝いしました。お選びいただいたフローリングの種類は「ハードウッドパネル」で、工期は約2週間でした。

フローリング工事 １ベッドルーム（1LDK)

■フローリング張付け　（剥がし作業無し）
■広さ：約600sqft 　（約56平米）
■オムニ防音材を敷いたうえにビニールフローリングを敷く
■フロアコンセントの交換
■ベースボード（壁下の幅木）の取り付け
■工事期間　約４日間
■工事費用　$5,944.00 + tax $280.08

バスルーム壁タイル取り付け

■バスルーム壁タイル取り付け　
（剥がし作業無し）
■陶器タイル貼り付け
■Grout 石膏仕上げ
■工事期間　約３日
■工事費用　$2,000 + tax $94.24

参考リンク：
HOME DEPOT フローリング
HOME DEPOT キッチン家電
HOME DEPOT エアコン
American Carpet One

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